目次
・最新情報
・頭痛外来について
・市販と医薬用の薬の違い
・怖い「二次性頭痛」
・片頭痛について
・緊張型頭痛について
・群発頭痛について
・子供の頭痛について
最新情報
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市販薬の乱用が薬物乱用頭痛を誘発します。
適切な治療を受けなくて、自己判断で市販の鎮痛剤などを
安易に服用してはいけません。
自分の頭痛のタイプを正確に把握して頭痛外来を受診する
ことが重要です。
日本では、日頃から何らかの頭痛に悩んでいる人が
3000万人もおられます。
最近の研究で片頭痛とヘルペスウィルスとの関係が指摘
されています。
ヘルペスウィルスは帯状疱疹を引き起こすウィルスで
日本人の90%以上が持っていると言われています。
「子供の頭痛は肥満が原因?!」(2008/9/17)
シンシナティ子供病院の医師らの調査で、肥満の未成年者は
頭痛になりやすいことが分かりました。
今までの、研究では未成年の10〜25%が慢性頭痛に悩ま
されています。
今回の調査では、肥満の人ほど頭痛を感じる回数が多く
しかも症状が重い傾向がありました。
しかし、3ケ月ほどダイエットをしたところ頭痛の回数が
半減したそうです。
成人では、肥満と頭痛の関係が明らかになっていましたが、
未成年者にも同じ相関関係が明らかになったのは初めてです。
この医師らは、「慢性頭痛の悩む成人は食欲を抑制するレプ
チンというホルモンの分泌量が少ないことが分かっているが
未成年者もレプチンが少ないのかもしれない」と言っていま
す。
子供の頭痛について、他の研究者は「肥満の子供は水を飲ま
ない傾向があり、脱水症が頭痛の原因にもなっている」と
言っています。
とにかく、肥満は成人でも未成年者でも良いこは何も無い
ことになります。
頭痛外来について。
まず、頭痛には脳の病気が原因で起きる「一次性頭痛」と 検査しても脳に何の異常が見つからない「慢性頭痛」の 二つがあります。 さらに、「慢性頭痛」には脳の血管や神経、筋肉の痛みが 主な原因と思われる「片頭痛」や「緊張型頭痛」、 「群発頭痛」などがあります。 これらの頭痛は、従来は神経内科や脳神経外来で診察して いましたが、最近はより専門的に診察する「頭痛外来科」を 備えた病院が増えてきました。 たかが頭痛と軽く捉えないで、自分の頭痛のタイプを正確に 把握して適切な診断を受けることが大切です。 特に、女性は女性ホルモンの変動によって痛みの性質が変わ り正確な診断が困難なこともありますので、早めに受診して ください。
市販と医療用の薬の違い
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市販薬は鎮痛剤だけで複数の成分が含まれています。
そのため、広範囲な頭痛の改善に有効です。
しかし、それは一時的で根本的な解消は望めません。
この服用を続けますと薬物乱用頭痛を誘発します。
一方、医療用は単一の成分で、ある目的のために
集中して改善を試みます。予防薬やトリプタン製剤
などがあります。
怖い「二次性頭痛」
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この症状は・・・・・
・突然、激しい後頭部痛を起こして意識障害を伴う。
・発熱とともに首筋が硬直する。
・手足の片方がマヒするなど24時間以上続く神経症状
を伴う。
・起床時に頭痛、吐き気、嘔吐を伴い日ごとに強くなる。
・今までとは明らかに違う頭痛がする。
・・・・・・などがありましたら
くも膜した出血、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、髄膜炎などが
疑われますので脳神経外科で受診してください。
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「頭痛の痛みを取り除くのは簡単です。」日本頭痛学会名誉会員・朝倉教授ご推薦!薬を使わずに頭痛を治す【〜誰も知らなかった頭痛の治し方〜N.H.R頭痛解消法】片頭痛について。
片頭痛は脳の興奮性によって起きる病気とみられてい
ます。
そのメカニズムは、心身のストレスなどで脳内のセロトニン
とい物質が多量に放出されると、脳の血管がぎゅっと縮まり
セロトニンが出てしまうと、その反動で血管が急激に拡張
します。その刺激で神経が炎症を起こし、同時に広がった
血管で三叉神経が圧迫されるために、痛みが脳に伝わるの
です。
脳の興奮性を高める原因として、心身のストレス、光、音
匂いや女性の場合は生理前や排卵期の女性ホルモンの低下
などで、また春先や秋口のセロトニンが不安定になる季節
も片頭痛が起こりやすくなります。
治療法としては、とにかく早く専門医の診察を受けること
です。
なぜなら、片頭痛が起きるたびにわずかな脳の損傷が繰り
返えされ、それが積み重なって将来脳梗塞になるリスクが
高まると思われからです。
市販の鎮痛剤で痛みを押さえても脳の興奮性は治りません。
その場しのぎを続けていると逆に脳の興奮性が高まって、
生涯頭痛が続くことになり兼ねません。
片頭痛の薬物治療には、発作の痛みを緩和する頓服薬と
頭痛の回数を減らす予防薬があります。
これらは、投与するタイミングがありますので、医師の
指示に従ってください。
片頭痛の予防は、まず自分の頭痛のタイプを確かめて適切
な対応をとることです。
また、心身のストレスや睡眠不足などを避けてください。
鼻炎や蓄膿症を治すと痛みが軽減することもあります。
女性は、生理前や排卵期にはチョコレートや赤ワインなど
血管を拡張する食べ物は避けてください。
緊張型頭痛について。
これは、慢性頭痛の中でも最も多い頭痛です。
頭全体を何かで締め付けられるような痛みがほぼ毎日
起こりますが、痛みは軽度か中程度で、ほかの頭痛の
ように仕事や生活に支障をきたすほどのものではないのが
特徴です。
緊張型頭痛は午後から夕刻にかけて痛みが増す傾向があり
首や肩こり、眼精疲労、めまい感、全身倦怠感などを伴う
人もいます。
神経質で緊張感や不安感の強い人、気分転換が上手にでき
ない人に多いようです。
原因は肩や首の筋肉、頭の筋肉が緊張することによる場合
長時間のデスクワークで同じ姿勢を続けたり、悩みや不安
で自律神経のバランスが乱れ血管が収縮することでも発症
する場合があります。
治療はストレッチや軽い運動によってこった筋肉をほぐし
たり気分転換をして心身のストレスを和らげたり、カイロ
や温タオルで患部を温めたりして、筋肉の緊張をほぐす方法
があります。
薬物治療は、筋緊張改善薬、坑うつ薬などを投与します。
緊張型頭痛と片頭痛は見分けがつきにくいのですが、緊張型
は、片頭痛のように吐き気や光などに過敏になるような随伴
症状はほとんど現れません。
しかし、いずれにしましても自己判断で市販の鎮痛剤を飲み
続けるようなことはしてはいけません。
群発頭痛について。
群発頭痛は季節性の頭痛といってもよく、春から夏、
夏から秋へといった季節の変わり目に群発地震のように
集中して起こります。
痛みは目の奥をキリでえぐられているような激痛を伴い
ます。
痛くて転げまわるほどの激烈な症状が1〜2ケ月間ほど
毎日のように決まった時間帯(主に就寝前や明けが方)
に続きます。
原因は、目の後ろを走る内頸動脈という太い血管が炎症
を起こすためと考えられています。
今までは、20〜30才代の働き盛りの男性に多い頭痛
でしたが、最近は女性にも増えています。
これは、仕事や喫煙など女性のライフスタイルが男性化
しているためと思われます。
ただし、脳下垂体腫瘍の可能性もありますので注意が
必要です。
群発頭痛の治療は、発作が起きた直後でしたら酸素吸入
が有効です。
薬を使う場合は、トリプタン製剤のスマトリプタンという
成分の注射薬が最も効果があり、10分ほどで効いてき
ます。
また、カルシウム拮抗薬や副腎皮質ホルモン薬を毎日
服用すると、発作の頻度が減らせます。
併せて、群発期には飲酒や喫煙を避けて飛行機などでの
気圧の変化も避けましょう。
なお、群発頭痛と間違えやすい病気に慢性副鼻膣炎や三叉
神経痛があります。
群発頭痛には、痛みのほかに頭痛と同じ側の目から涙が出
たり、充血する、鼻がつまる、まぶたが腫れるなどの随伴
症状がでることを目安に判断します。
子供の片頭痛。
大人と同じように、子供にも痛みは起こります。
しかし、子供は痛みを表現することが下手なため親などが
気づかないことが少なくありません。
しかも、大人と違って子供の発作は予兆がなく、さっきま
で元気だったのがいきなり具合が悪くなったり、短時間で
ケロッと治ってしまう場合があります。
このため、仮病や登校拒否と間違いわれてしまうことがあ
ります。
また、子供の片頭痛は腹部型片頭痛といって嘔吐、下痢、
乗り物酔いの症状で出ることがあります。
これは、片頭痛の原因とされている神経伝達物質セロト
ニンの9割が小腸にあるためと言われています。
このように、子供の頭痛は大人とは違った形で現れます。
これを知らないために見逃したり、軽く見ていますと悪化
させ不登校や抗うつ状態になったりする場合がありますの
で注意が必要です。
特に、親が頭痛持ちの場合は子供に遺伝している可能性が
あります。
子供の場合は、早めに専門医の診察を受けましょう。
「片頭痛をおこしやすい子供の特徴」
・乗り物酔いをしやすい。
・喘息やアレルギーがある。
・低血圧気味で立ち眩みを起こす。
・母親などが片頭痛を持っている。
・きちょうめんな性格。